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IT'LL END IN TERAS
THIS MORTAL COILのCD
HEADLINE

IT'LL END IN TERAS

とにかくは当時の音の流れにうまく合致したのが
表面に出てくることができた理由だろう。
ニューウェイブがとにかくは人間に音の表現的になっていく中で、
人間の冷たさとか、つながりの冷ややかさを表現しているように聞えていた。
某音楽雑誌で何気に絶賛されて、それが人伝いに伝わったということが、今だに音が生きていることにつながっているように思える。
本気で人間における宗教とは?
そんな感じに聞えてくる瞬間がなんとも言えずに繰り返し思わず聴くということにつながっているようだ。
4ADというレーベルがこの手の音の出すということをしていたから出てきたということもあるのだろう。
このレーベルに関わる、もしくはこの音が好きというアーティストの集団的なものにつながったのが、この作品に源になっているのだろうと思う。
世間一般には果たしてどこまで?の部分もあるのだが
当時は大絶賛状況。音楽をどういう視点で、そのような存在で?そういうことなのだろう。
ひたすらクールに歌いこまれていく作品だ。
人間そのもの、そしてそれに関わる人間と宗教
そういう雰囲気の中での、ひたすら淡々と流れていく音。それがこの音のすべてなのだろう。
曲云々ではなく、一体何を表現したいのか?何を伝えたいのか?
それが宗教的に聞えてくる理由の一つなのだろう。
ジャケの状況もそれがあり、本当に不思議な音だ。
だが今だに延々と聴き続けている俺。
それが回答なのかもしれない。
人間における宗教的感覚の問題を見事に表現しているのがこの作品の重要なところなのだろう。
何年聴き続けても何も変わらない
人間の表現の凄さがここにあるのかもしれない。

ある。いやあ何年たってもいいものはいいね。
曲目

1.KANGAROO
2.SONG TO THE SIREN
3.HOLOCAUST
4.FYT
5.FOND AFFECTIONS
6.THE LAST RAY
7.ANOTHER DAY
8.WAVES BECOME WINGS
9.BARRAMUNDI
10.DREAMS MADE FLESH
11,NOT ME
12.A SINGLE WISH


THIS MORTAL COILの作品
ディス・モータル・コイルの作品


1984 IT'LL END IN TEARS 
1986  FILIGREE & SHADOW 



最新更新日 2022年7月3日

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